ノーベル賞

助手「博士見ましたかっ。昨日、日本人が３人もノーベル賞を受賞しましたよ」

博士「うむ。すばらしいことじゃな。優秀な日本人はたくさんいるからな。これからが楽しみじゃ」

助手「いつか博士も、受賞する日がくるんですかね。ベルマーク賞を」

博士「お前の働き次第じゃろっ。ノーベル賞なっ」

助手「よ～っし。お役に立てるようにがんばるぞっ。」

博士「おっ珍しいな。じゃ、今日の実験結果まとめておいてくれるか。」

助手「肩でも揉みましょうか。砕くような強さで」

博士「聞いてるのか？肩なんてこってないから、早く実験結果をまとめてくれっ」

助手「じゃぁ、足ふみマッサージとかはどうですか？つぶすような気持ちで」

博士「お前、わしのこと尊敬しとらんじゃろ」

助手「何言ってるんですか、尊敬してますよ。ぼくも博士のように偉そうになることが目標ですっ」

博士「偉そうってなんじゃ。別にわしは偉くなんかない。好きなことをしているだけじゃ」

助手「好きなことをして偉そうにできるなんて幸せですよねっ。よ～っし僕も好きなことを見つけるぞ～」

博士「なんじゃ、この研究が好きじゃないのか」

助手「まぁあんまり好きじゃないですね。ゴキブリよりは好きですけど、牛丼に比べると１０分の１くらいの好きさですね」

博士「・・・・・・・・・わかったから、早く実験結果をまとめてくれ。頭痛くなってきた」