どこまでが顔か

助手「素朴な疑問なんですけど、博士ってどこまでが顔なんですか？朝起きたらどこまで洗うんですか？」

博士「どこまでが顔って、見ればわかるじゃろ」

助手「だって髪の毛がないからわかりませんよ。マジックで線を書いてあげましょうか」

博士「そんな顔に線の入った人がウロウロしてたら気持ち悪いじゃろっ」

助手「親切でいってあげてるんですよ。朝起きたらここまで洗うんだって目印になるでしょ」

博士「お前は本当に馬鹿じゃな。顔を洗うときは目をつぶるじゃろ。目印なんて意味ないわっ」

助手「そうか、じゃぁ擬似黒子として、黒い消しゴムを小さくきって瞬間接着剤で顔につけましょう。これなら見えなくても安心ですね」

博士「それだと仏様みたいになるじゃろ。まぁ神か仏に近い存在ではあるがな」

助手「あぁ死にかけてますもんね」

博士「違うわっ。至って健康じゃ」

助手「じゃぁタトゥーはどうですか。頭に竜とか、蠍の形で」

博士「何が悲しくて、頭に竜や蠍を飼うんじゃい」

助手「だって不便でしょ。その頭じゃ」

博士「ちっとも不便じゃないぞ。だってわしは朝シャン派じゃ」

助手「・・・・・（シャンプーはどこまでつけるんだろ？）」